MariaDBをLinux(CentOS7)にインストールする方法
MariaDB(マリアディービー)とは、MySQLから派生したリレーショナルデータベースシステムです。操作は、MySQLとほとんど変わりません。
ここでは、MariaDBをLinux(CentOS7)にインストールする方法を紹介します。
yumコマンドを使ってインストールします
yum install mariadb-server
「Y/N」の確認が出たらYを入力し、Enterを押して進めます。
「Complete」が出たらインストール成功です。
MariaDBを起動します
起動する。
systemctl start mariadb
起動したかは、psコマンドで確認します。MariaDBのプロセスがあれば起動していることがわかります。
ps -ef | grep mariadb
下記のコマンドで自動起動の設定もしておきます。
systemctl enable mariadb
初期設定を行います
下記のコマンドで質問形式で設定ができます。
mysql_secure_installation
実行すると下記のメッセージで止まりますので、何も入力しないでエンターを押します。
Enter current password for root (enter for none):
パスワードを設定します。Yを入力してエンターを押します。
Set root password? [Y/n]
rootのパスワードの設定を行います。パスワードを入力してエンターを押します。確認も表示されますので、同じパスワードを入力してエンターを押します。
New password:
Re-enter new password:
Re-enter new password:
その後にいくつかの[Y/n]が出てきますが、全てをYにして進めます。
最後に下記のメッセージが表示されたら初期設定が完了です。
Thanks for using MariaDB!
MariaDBを再起動します
systemctl restart mariadb
動作確認をします
先ほど、設定したrootのパスワードでログインできれば成功です。
mysql -u root -p